2015.7.25(土)みどりと森博物館所沢市域のオオブタクサ除去作業報告

今日の活動は、先月末の活動と同じオオブタクサの抜き取り除去作業です。

トータル29名での作業になりました。

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まずは、集合した八幡湿地駐車場で、初めての方もいらっしゃるのでGFNTの理事である大堀先生からオオブタクサのレクチャーを15分程うけて、作業地に向かいました。ここの作業地は先月の活動の帰り道に、見つけたオオブタクサの群生地です。

作業前の写真と作業が終わった写真を見比べると、同じ場所とは思えない位の風景だと思います。私たちの背丈以上に伸びていたオオブタクサを除去すると、休憩用のベンチが出てきました。(写真右奥)

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昨日の天気予報では、35℃を超える予報でどうなることやらでしたが、皆さん元気で予想を超えるスピードで作業を終える事が出来ました。

皆さん熱い中、本当にご苦労様でした。

2015.07.04(土) 岸田んぼまで歩こう~狭山丘陵散策会~ の報告

今回は、私、平本が記録者です。6月の総会で書記の負担軽減のお話もありましたし、私自身全活動に参加するのが難しいので、せめて参加できたときくらいはお役に立ちたいと思います。江嶋さんの活動記録を楽しみにしていた方々、申し訳ありません。本日参加者の最若輩者ですが宜しくお願いします。

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昨日からの天気予報が梅雨特有のはっきりしない状態でしたが、集合時間には雨は上がっていました。今日は早稲田大学集合です。参加者は23名でした。アオゲラが遠くで鳴いているのが聞こえるなか出発です。大堀先生から大隈重信公の植樹、常緑樹で防風していること等、早稲田大学建設のトリビアを伺いながらB地区へ移動します。残念ながら翡翠の姿はありませんでしたが、オオムラサキが繁殖している等のお話を伺いながら更に進んでいきます。蛇崩湧水のところでは狭山丘陵の湧水の豊かさについてのお話を伺い、フロンティアリサーチセンターの上では、ジャコウアゲハ(在来種)とホソオチョウ(外来種)を見比べながら、その両者のライバル関係について伺いました。比良の丘を超えてオオブタクサをおもむろに抜きながら縄竹林道に入ります。この道は関係車両以外にはバイクも自転車も入ってこられないので、ウォーキングには最適です。ガビチョウの合唱の合間にキビタキのさえずりも聞こえてきました。またネムノキも美しく咲いています。昨日までにたくさん降った雨があちこちから湧き出し、森の豊かな保水力を感じます。普段よりも流れの増している金堀沢の下流にかかる縄竹橋で休憩です。

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気づいている人がいらっしゃったかはわかりませんが、この辺りは携帯電話が圏外です。遭難者がでなくて本当によかったです。

休憩後は、狭山丘陵の東京都側に入っていきます。縄竹林道をでて御判立から六道山公園に向かいます。御判立の由来について活動終了後に立ち寄った緑の森博物館の職員の方に伺いましたところ、やはり回答は「高札を立てたところ」とのことでした。余談ですが、柳瀬川の下流、所沢市上山口地区には「判立橋」という橋があり、由来はおそらく同じであろうとのことでした。六道山には展望台があり、「せっかく来たんだから登ろう!」とほとんどの方が屋上からの眺望を楽しみました。天候の割には遠くまでよく見えましたよ。大堀先生曰く「不良」のお二人は校舎の裏ではなく下のベンチで一服しておりましたので、残りのメンバーで中間の写真撮影を行いました。岸田んぼへの道は概ね下りです。森からだんだん視界が開けて、狭山丘陵最大の谷戸に到着しました。ご家族連れがザリガニや小魚や昆虫を探して楽しんでいました。愛想のいいお子様がメンバーの心を和ませてくれています。田植えを終えた田んぼも雨からの恩恵のたくさんの水をたたえて稲を育んでいました。この谷戸が以前は残土で埋められていたなんて信じられないくらい広くて心安らぐ風景です。

本日の目的地、里山民家に到着です。案内の方のご好意で里山民家のなかで食事をさせていただきました。

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採れたてのじゃがいもも差し入れいただきました。ごちそうさまでした。突然お伺いしたのに暖かいもてなし本当にありがとうございました。民家の庭で遊んだり記念写真を撮ったりして本日の活動は終了です。元の道をもどる人、バスに乗る人、それぞれに分かれて解散しました。ここまで私の万歩計ですと約14,000歩でした。ここに来て少し雨が降り始めました。よかった散策中に降らなくて。森の管理作業も森の散策会もそれぞれに楽しみがあります。お疲れ様でした!

記:hiramoto

(次回以降の活動予定)

7月25日(土) 保全作業「緑の森博物館所沢市分で雑木林の下刈り作業」